■ 老化とは
人間の遺伝子レベルでは、90歳〜115歳位まで元気に生きていけるようプログラムされています。ある日、遺伝子に組み込まれた時間が過ぎると「輝きつづけた電球がぱっと消えるように」天寿を全うします。
しかし、多くの人は40歳前後から老化が始まり、80歳前後で病気が発病し徐々に弱りながら死を迎えます。これは年をとるにつれ体の細胞が酸化され、錆びてしだいにボロボロになってしまうからです。酸化の進行が「老化」とも言えるのです。
■ 酸化とは
物が酸素と結びつく働きを「酸化」といいます。例えば、切ったリンゴをそのままにしておくと、しだいに切り口が茶色に変色していきます。これはリンゴが空気中の酸素によって酸化された結果です。また鉄が次第に錆びていくのも酸化です。このように酸素に触れたものは必ず酸化していきます。
人間の体内でも同様のことが起きています。人間は呼吸により酸素を体内に取り入れ、血液に乗せて体中の細胞へ酸素と栄養分を運びます。それを受け取った細胞内では酸素で栄養分を燃やして(酸化させて)エネルギーを得ています。
人間のエネルギー発生の過程で酸素に触れたものが(細胞膜,DNAなど)が酸化してしまいます。細胞が酸化してしまうと、正常に働けなくなり、さまざまな病気につながってきます。
■ 酸化が進むと…
体内には、活性酸素の攻撃から細胞を守る物質(抗酸化物質)がありますが、繰り返し活性酸素の攻撃を受けると、抗酸化物質の量も少なくなり、細胞がどんどん酸化していきます。酸化が進んだ細胞は次のいずれかの状態になります。
◯ 活性酸素により細胞内のDNAの制ガン遺伝子が破壊され、細胞がガン化する。
◯ 細胞膜の脂肪酸が酸化され、過酸化脂質になる。この過酸化脂質の増加が血管系の病気の原因となる。
■ 老化と酸化のメカニズム
以上のことをふまえ、「老化とは?」「若返りとは?」のプロセスを順に追っていくと下記のようなことになります。